📦 関税・税関手続きの重要なお知らせ

海外通販をご利用の皆さまへ

海外通販の商品には税金がかかる場合があり、お客様ご自身で税関手続き・納税を行っていただく必要があります。
税関から通知が届いた場合はご自身で手続き・納税をお願いいたします。

関税とは?

個人輸入では、関税や消費税が課されることがあります。これは商品価格や送料、保険などをもとに計算され、日本国内での購入とは異なる点です。

  • 関税:商品カテゴリによって異なる税率が適用
  • 消費税:商品代 + 送料 + 保険料の合計に対して課税
  • 通関手数料:配送業者が代行徴収する場合あり

課税の対象とタイミング

内容詳細
課税対象金額商品価格 + 送料 + 保険料(保険がある場合)
課税基準額16,666円(CIF価格)超から
課税判断税関による通関審査にて決定
支払い ・配達時に「税付郵便物のご案内」「課税通知書」などで通知
・支払い方法は 現金(※代引ではありません)
・支払い後、その場で領収証を受領

※ CIF価格 = Cost(商品代)+ Insurance(保険)+ Freight(送料)

商品ごとの税率例

海外から医薬品(例:ED治療薬、抗生物質など)を個人で輸入する場合、関税は基本的に課税されません(関税分類上、医療用製品は免税扱い)。

商品カテゴリ関税率
化粧品・香水0~3.9%
衣類・靴10~30%
サプリメント無税

📊 税関での課税計算の具体例

実際に課税される際、関税・消費税は次のような手順と計算式に基づいて算出されます。

📦 例1:医薬品(例:バイアグラ)

項目金額
商品価格10,000円
送料1,000円
CIF価格(課税対象額)11,000円
関税0円(医薬品は関税免除)
消費税(10%)1,100円
合計税額1,100円

📦 例2:美容品(例:化粧品2点)

項目金額
商品価格18,000円
送料2,000円
CIF価格(課税対象額)20,000円
関税780円(20,000円 × 3.9%)
消費税(10%)2,078円(20,000+780の10%)
合計税額2,858円

※ 為替レートや分類、税関の判断により実額は前後します。

🏢 税関窓口での手続きが必要となる場合

  • 輸入品の内容や金額の追加確認が必要
  • 処方薬など規制品目に該当
  • 通知後、郵送やオンライン支払いができない
  • 輸入確認書などの書面提出が必要

保管期限を過ぎると返送・廃棄となる場合があります。お早めにご対応ください。

関税がかからないケース

  • 個人使用目的での購入
  • 輸入金額が16,666円以下
  • プレゼント(条件を満たす場合)

複数便での発送にも対応可能です

合計金額が課税対象となる16,666円超の場合、複数便に分けての発送で1便あたりの課税対象金額を抑え、関税・消費税のリスク軽減ができる場合があります。
※ 各便で送料が発生/同日通関は合算の可能性/税関裁量で課税されることがあります。

配送・通関の注意点

  • 分割発送は課税回避の保証ではない(税関裁量)
  • 同一日に複数便が通関 → 合算の可能性
  • 数量や内容が個人使用の範囲を超えると却下の可能性
  • まとめ買い・高額品は時間を要する場合あり
  • 検査対象は通関保留の可能性あり

税関保留になることも

  • 医薬品・化粧品・健康補助食品などで数量が多い
  • 高額商品のまとめ買い

➡ その場合、税関から通知が届き、お客様自身で申告・書類提出・納税が必要です。

よくある質問(FAQ)

Q. 以前は手続き不要だったのに、なぜ連絡が来るようになったの?
A. 運用変更により、お客様ご自身で税関対応をしていただくようになりました。
Q. 同じ商品でも課税されたりされなかったりするのはなぜ?
A. 為替や申告内容、通関官の判断により異なるためです。
Q. 関税がかかったら返金してもらえる?
A. 原則、誤課税以外は返金されません。
Q. プレゼント用でも課税される?
A. 条件によっては非課税となる場合があります。
Q. 通知が来たけどよくわからない…
A. 税関または配送業者に記載の連絡先へお早めにご相談ください。

※ 本ページは2025年8月時点の情報に基づいています。