● 種別 : 避妊薬
● 商品 : Desolett
● メーカー : GSK社
● 医薬分類 : 内服薬 ( 経口医薬品 )

エロゲン は、アメリカで人気の ミセッテ と同成分の ジェネリック薬 です。 ミセッテ ( エロゲン )は、 低用量ピル として日本でもポピュラーな マーベロン や、 マージロン と同じ成分のお薬です。 ホルモンの含有量を低く抑えており、エチニルエストラジオールと呼ばれるエストロゲンの1錠あたりの成分量が、 マーベロン 0.03gに対し、 0.02gで、 マーシロン と同じ用量となっています。 そのためさらに副作用のリスクが少ない 超低用量ピル といわれています。 避妊効果以外にも、生理痛や生理不順の解消、卵巣がんの予防効果などがあるといわれています。



一相性 ピル は、1周期(21日間)服用する錠剤のホルモン(成分量)含有量が一定で、 薬の取り違えや飲み間違いも少なくなるため、服用法は比較的容易で、従来のような飲み違え等がありません。 低用量ピル は21日間の服用の後に、7日間の休薬期間があるため、服用を再開する日を間違えたり、忘れたりする問題に対し、最近では7錠の偽薬を含めた28錠をセットにしている 避妊薬 も多くあります。




【 ミセッテ・ジェネリックの主成分・デソゲストレル & エチニルエストラジオール】
ミセッテ ( エロゲン ) は、経口避妊薬( 低用量ピル )のひとつで、少量の卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合されていて、女性の月経周期を調整し、ホルモン量の変動により排卵を防ぐことで避妊の役割を果たします。 そのほかにも、子宮内膜や頚管粘液に対する作用があり、精子の侵入を防ぐ効果があります。 また、ホルモンバランスの変化による体重増加やニキビの発生を防ぎ、また不正出血も起こしにくいという特徴もあります。 体内で自然に生成される2つのホルモン、エチニルエストラジオールと呼ばれるエストロゲンと、デソゲストレルと呼ばれるプロゲスチンの合成物からできていて、1錠あたりには、デソゲストレル0.15mgとエチニルエストラジオール0.02mgが含まれています。


【一口メモ】
副作用が少ないとされる ミセッテ ( エロゲン ) ですが、人によってはむかつき、頭痛、胸の緊張感、体重増加、気分の上下等の症状が生ずる場合もあります。 しかし、これらの症状のほとんどが数ヶ月後に解消するものばかりなので、心配はいりません。 ただし、一緒に飲んではならない薬や、ごく稀に血液の凝固作用が生ずる恐れもあります。 血液の凝固については、喫煙により進行する可能性が高く、重度となれば血栓症になるケースもあるので注意は必要です。