● 種別 : 避妊薬
● 商品 : I-Pill
● メーカー : Cipla社
● 医薬分類 : 内服薬 ( 経口医薬品 )

アイピル は低価格で信頼性の高い、世界でもっともポピュラーなモーニングアフタータイプの 避妊薬 です。 モーニングアフターピルとは、アフターピル、緊急避妊ピル、事後ピルなどとも呼ばれ、性行為後に望まれない妊娠を防ぐために服用する緊急避妊薬のことです。 うっかりコンドームをしなかった場合、又はコンドームが破損してしまった場合に、性交後に避妊するタイプの ピル です。 性行為後72時間以内に服用することで、意図的にホルモン値を乱し、子宮内膜を無理やり剥がして着床を防ぎ、妊娠を回避することが可能なピルです。 性交後の服用が早ければ早い程成功率が高くなります。 24時間以内の服用で 95%、72時間以内の服用では75%の成功率があるとされ、さらに効果は落ちるものの、100〜120時間くらいまでは成功の可能性があるという調査もあるので、チャレンジする価値はあります。

あくまで強姦被害や、コンドームの破損などによる不測の避妊失敗時に望まない妊娠から女性を保護する目的で使用するものであり、妊娠をしていない自然な状態ではありえない量のホルモンを摂取することで身体への負担も重くなるので、通常の避妊薬として服用することはあまり望ましいとはいえません。 性交後72時間以内に服用すると、妊娠する危険性は最低でも75%減少するということで 避妊効果は75%、さらに妊娠の確率は2%という臨床的な数字から、98%の女性は緊急避妊に成功すると認識されています。





【 アイピルの主成分・レボノルゲストレルについて】
有効成分レボノルゲストレルは、子宮における着床を防ぎ妊娠の始まりを避けます。 効果が高い アイピル ですが、同時に副作用が生じる可能性も高くなっており、使用によりもっとも顕著に現れる副作用は、吐き気、下腹部の痛み、胸部の違和感、および頭痛などがあります。 服用後の吐き気を避ける為に、食後の服用をお勧めします。 もし、服用後3時間以内に吐いてしまった場合、効果が期待できない為もう1錠服用する事をお勧めします。


【一口メモ】
服用の前には、妊娠をしていないことを妊娠検査薬などで確かめて下さい。 今回の性交渉ではなく、それ以前の行為で既に妊娠をしていたならば当然、緊急避妊薬としての効果はありませんので、服用をやめて下さい。 あくまで緊急避難的な目的で使用されるもので、中絶用のピルではありません。 このお薬は、現在日本では認可されていないため、日本の薬局やドラッグストアでは販売されていません。 個人での使用に限り、輸入規定量の個人輸入が法律で認められていて、医師の診察、処方箋がなくても購入することは可能です。